徒然日記 2007 fin.

2007年に日本からシルクロードを通ってアジア・ヨーロッパまで自転車で行ってきました。その時のB-logです。行動の記録と写真をlogって家族・知人に現在地を連絡するのに使っていました。現在は無事に帰国しています。右中段のArchivesから記録がたどれます。

金曜日, 4月 13, 2007

22日目(青島)

 無事に青島につきました。ネットカフェは韓国に比べると全然少ないんですが、なんとか発見しました。しかし、なぜかブログを見ることができません。アップは無事にできているのだろうか。@青島

 港にて自転車を組み立てていると、中国人のおっさん達に囲まれる。どうも細いタイヤが珍しいらしい。日本人だとバレルとさらにめずらしがり人だかりに。自転車に荷物を取り付け終わったら「再見!」と愛想をふりまき、そそくさと港をでる。その後、両替のために中国銀行へ。ここでさっそく迷う。歩き方の地図はとてもわかりにくい。両替の後、歩き方に載っている最安の宿(300元くらい)へいくも・・・ない。ガラクタの廃墟しかない。で・・さまよったあげくフェリー港近くの宿できめる。(最初350元と言われて、他へ行くと言ったら180元になった・・・)。
 その後、地図を探しに青島市内を探検へ出発。韓国に慣れていた為か、中国の風景はとてもスローなように感じる。で、駅前へ着いたのだが、青島駅がない。中国人に筆談で聞くも、言われた方向へいってもない。よくよく気づくと、青島駅があるはずのスペースは広大な工事現場になっており、巨大な穴があいている。どうも工事中で青島駅がないらしい。日本とスケールが違う・・・。中国人に言われた方向へいくと青島火車駅(←鉄道駅)という名前のバス停があった・・・。そこの売店で韓国人の留学生が売店の女の子達と話しており、日本語も操る彼に通訳をしてもらい、なんとか青島の地図と山東省の地図を手に入れる。
 韓国人の彼いわく、ここらへんなら100元で泊まれるよ!とのこと。歩き方~(怒)。韓国人に教えてもらい、海外線沿いへ。なるほど、やっとこさ避暑地らしい風景にであえました。明日のパンと水とビールを買って、宿へ帰りました。

 「本日、天気晴朗なれど波高し。」ってな感じでした。けっこう揺れました~。
 中国が見えました(↓)。青島はけっこう都会です。
 港のそばの風景(↓)。
 青島駅が・・・ありませんでした。新幹線?ですよね(↓)。リニアモーターカーがあったと思ったのだが・・。
 青島の海岸線(↓)。避暑地っぽいです。
 名所でビール@青島(↓)。

韓国について

 韓国について感想を・・・・。
1)石とトウガラシの国
 日本が「木と水」の国としたら、韓国は「石とトウガラシ」の国です。トウガラシは言うに及ばずですが、石については街や道路の他、韓国の風景において、たくさんでてきます。歩道の淵は、日本ではコンクリートですが、韓国ではどうも切り出した「石」のようで、かなりするどく尖っており、自転車で走行する時にかなりきになりました。その他にも地下鉄やビルの階段は大抵、切り出した「石」ですし、歩道も基本的に「石」でできているようです。韓国では石は安いのだろうか?それとも昔から加工になれているのか?

2)韓国の道路事情
 韓国の道路は「自動車」の為にあります。日本もそうですけど。そんでもって、とにかく車線が多いです。片道3,4車線はあたりまえ、広いところでは片道5,6車線もあります。日本に比べて信号の数は少なく、車は結構スピードをだしてビュンビュン走ってます。
 車線が多いためか、信号の特徴も違っており、十字路においては4つの進入それぞれ順番に青になります。(日本では対面同士が青になるもんですが、韓国では進行方向が赤でも、対面が青の場合があります。ただ、ソウル付近では対面青もありました。)。
 また、信号が赤であっても右折に限っては進んでよいようです。(韓国の自動車は右側通行。)自転車に乗って交差点を渡るときも、常に右折車両に注意しないといけません。
 そのほか、歩行者用信号の青の時間がとても短いです。(点滅するのがはやい)。しかし、どうも韓国においては、点滅であっても渡ってよいようです。(点滅している時間もかなり長いです。)。また、この点滅信号が歩行者を急かすのか、はたまた、一度赤になると、次の青まで待ち時間が長い為か(四つづつ青になるので・・)、・・・・歩行者はみんな小走りで信号を渡ります。←これが韓国の特徴かな?

3)atode,,,







21日目(ソウル→仁川→黄海)

 黄海で航海 テスト@青島

 800にゲストハウスをでるも、タイヤに空気が入っていない・・・。スローパンクらしい。そうそうに修理をするはめに。修理後は、二日間夕食のお世話になったお店へ顔をだしました。準備中のおっちゃんが、またおまえか!的な顔をして見送ってくれました。
 道中でまたまた後輪の空気がなくなる。後輪のタイヤをあきらめることに。中国の途中でタイヤがなくなるだろうと、勘定していたので、心配になり、韓国の自転車屋さんでタイヤとチューブを購入する。言葉は通じなかったんですが、おばちゃんがエンジニア(亭主?)を電話で呼び出してくれ、なんとか購入。韓国のスポーツ自転車は9割以上がマウンテンバイクです。まぁ、それでもソウルでは数回レーサーを見ました。
 1330に仁川のフェリーにつく。窓口でパスポートを見せただけで、あっさりとチケットを買えた。日本より手続きがラフである。手荷物で自転車を送ろうとしたら、梱包しないとNGとのこと。どうしようか・・と係りの兄ちゃんに相談すると、なんと、自転車を持って船に入ってよいとのこと。(日本→釜山では自転車をあずけたんですがね・・)。手荷物チェックもほとんどノーチェックでした。
 仁川の港は、干満の影響を避けるためか、短い通路と敷居で区切られていました。面白かったので対岸の通路に入ってきた船の写真を撮りました(↓)。

 仁川湾の様子(↓)。外海にでるためには、あの細い通路を抜けていきます。操舵テクニックはかなりのもんです。
 となりの通路に貨物船が入船してきました。
 湾側のゲートが閉まります。
 外海と同じ海面高になるまで水を抜いています。
 現在こんな感じ(↓)。

Archives on the map (Record)

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