徒然日記 2007 fin.

2007年に日本からシルクロードを通ってアジア・ヨーロッパまで自転車で行ってきました。その時のB-logです。行動の記録と写真をlogって家族・知人に現在地を連絡するのに使っていました。現在は無事に帰国しています。右中段のArchivesから記録がたどれます。

土曜日, 6月 16, 2007

86日目(星星峡→哈密)

 今日は・・・鹿島が勝ちました!しかもホームで大勝だそうです。素晴らしい。

dep 650(G312)
→855苦水
→1115煙墩
→1155鴼鴕圏子(集票所)
→1255?大泉湾付近
→1430哈密入口[昼食14gen]1510
→1545哈密中心部

Hotel [150gen*2]
Water,etc.[ gen]
netcafe [Depo 10gen]
denner [gen]

・・・で、今日は中国ルートの核心部分といわれる天山山脈山麓までの無補給地帯をつっきりました。朝おきて外を確認したら朝焼けに無風(若干追風)とかなりグッドコンディションです。昨日の雨天行動が報われるってもんです。昨日、荷物を全部バラシテ乾かしていた為にパッキングに時間がかかるも無事に出発。
 星星峡からは若干の登りのあと快適な下りが続き(20kmくらい?)一気に距離を稼ぎました。そのうち追い風も強くなってきて、かなり快適なペースで苦水まで進みました。事前情報どおり苦水にはなにもありません。ただの分岐点です。
 このあとアップダウンが続くも基本的に下り基調+追風でグイグイと煙墩まで進みました。煙墩にはトレーラハウス?のようなものが遠くにありましたが、確認せず。テントくらいは張れるかもしれません。ここまでの途中に廃墟のような集落も見かけましたが道路工事のおじさんたちの為の宿泊施設なだけかもしれません。
 煙墩以降は平坦基調でアップダウンが続きます。鴼鴕圏子(集票所でなく、最初の集落の方)で自動車修理屋さんと料理屋さんを確認。も、確認せず突っ切りました。で、集票所のある鴼鴕圏子にお昼に到着。集票所の付近には星星峡のような商店、修理屋がありました。ここは住宿もできそうです。(←確認してませんが・・・)。
 追風に乗った為か補給ポイントにはお昼前に着きました。事前情報ではここまで160kmを予想していたのですが、実際は140kmくらい(道路標識、道路脇の距離表示より)のようです。(ただ経験上中国の標識の距離表示は宛てになりません。160kmと思って準備した方が無難だと思います。)
 実は大泉湾までつっきて宿泊を予定していました(地図読みから、大きな集落のように見えた・・ので)が、大泉湾は国道から3km離れており、時間もあったので哈密まで突っ走ることにしました。この日は予想通り(?)晴+曇で気温がさほど上がらず、昼間も行動できてましたし。
 で、哈密への分岐点(星星峡から190kmくらい)まできたのですが、標識の方向に道がありませんでした・・・。ここで飯を食い、道を聞きました。工事中で、国道を先へ進んで回り込むように言われました。地図によると星星峡-哈密間は210kmとなっているのですが、210もないよな~と思っていたら回り道によって結局200km以上走らされました。
 明日はお休みして観光です!

 出発時の星星峡の様子(↓)。良コンディションです。
 下り坂を下っていると、山脈なのか雲なのか判別がつかない風景が見えてきました。
 山なのか雲なのか?
 休憩中の様子(↓)。
 山なのか雲なのか?・・・・その後わかったのですが天山山脈でした。ここらへんは標高がそんなに高くないのですが、そんなところに4000m級の山脈でどどーんとあり、かなり立派でした。昨日の冷たい雨は山では雪だったのか、たっぷりと雪がついていました。山スキーをしたら気持ちよさそうです。
 哈密市内の様子(↓)。市内到着後雲がとれて、太陽光が(紫外線が)強い・・というか、痛かったです。
 哈密市内の様子(↓)。
 KFCがありました!蘭州以来です。(途中、DICOSという中国のファーストフードはあったが・・)思わず感動して入ってしまいました。やっぱり冷えた飲み物って大事ですよね。中国のKFCは味が中国風でかつては違和感があったのですが、哈密で食べたら美味しかった(笑)。舌が中国慣れしつつあるようです・・・。
 哈密市内の様子(↓)。
 哈密市内の様子(↓)。
 哈密といえば瓜(メロン)が有名です。(哈密瓜は実はピチャンが産地らしいのですが・・)。で、さっそく瓜を買ってきました。
 取りあえず半分に切ってみました。ここで、メロンの切り方を間違えたことに気づく・・・。
 で、ほじって食べることになりました。メロン一個を大人食いですが・・ちと微妙です。

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