徒然日記 2007 fin.

2007年に日本からシルクロードを通ってアジア・ヨーロッパまで自転車で行ってきました。その時のB-logです。行動の記録と写真をlogって家族・知人に現在地を連絡するのに使っていました。現在は無事に帰国しています。右中段のArchivesから記録がたどれます。

木曜日, 12月 20, 2007

269日目(Paris -> New York)

 飛行機が出発する一時間前にシャルルドゴール空港に到着。こんなもんで十分かと思っていたら・・・一時間前にはチェックインしているべきだったようで空港の係員に急かされてしまいました。飛行機にあまり乗っていなかったので(っというか乗っていない)乗り込むための手続きにかかる時間を甘く見ていて、のんびりしすぎたようです。出国手続きやら検査やら自転車のパッキングやらで手間がかかり、ぎりぎりで飛行機へ走り込みました。ちょっと銭形警部な気分です(たしか銭形のとっつぁんは埼玉県警からインターポールへ出向していたような・・)。待て待てルパ~ン、です。そんなこんなでバタバタしながらユーラシア大陸を脱出。
 機内で米国入国カードが配られて記入していたら、、、米国内での滞在先の記入欄(住所も)がありました。が、滞在先なんて決まってませんし、情報もありません。ま、まずい?!のか? フランス出国時にイランのビザについてしつこく質問されたり、出発直前で時間がないのに手荷物検査をしつこくされたのを思い出し焦りまくりデス。米国に入国できなければ・・パリに戻るのか?でも帰りの飛行機はどうするのだ?かなり不安になって、久々に頭をフル回転させました。【作戦1】機内の雑誌からNYのホテル情報、住所を拾って記入(結果)→機内の英語雑誌、英語新聞を一生懸命みたのですが、NYのホテル情報はなし。カリブ、メキシコはあったのですが・・・作戦1NG。【作戦2】機内の日本人に声をかけてガイドブックを借りる(結果)→トイレに行くついでにキョロキョロと乗客を見渡したのですが日本人とおぼしき人はいなくて・・・作戦2NG。【作戦3】適当なホテルの名前を書く。住所覧は空欄にする。・・・できればやめたい。なんか不審感をもたれそう・・。
 他に妙案がなく、YMCAならあるだろう、と思い、とりあえず住所は空欄で記載しておくか・・・と思っていたら、、、隣の席のフランス人兄ちゃんが地図を見ている!のに気付きました。よくよく見たら隣の隣の席のフランス兄ちゃんはガイドブックを持っているじゃーありませんか!さっそく借りて、めぼしいホテルと住所をメモ。なんとか入国カードを完成させたのはNY到着一時間前くらいでした。焦っていたためか、あっという間に大西洋を越えてNYに到着。

 そう、NYに到着です。気分はもう「NYに行きたいかー!」ってな感じ。あのテーマソングが頭の中でエンドレスに流れる中アメリカ大陸上陸。
 NYは、とてもよく晴れていました。飛行機から降りて、、、どこへ行っていいのかまったくわからなかったのですが人の流れにのっていたら電車乗り場へ。そんでもって看板が読める!英語なので読めるのです。よくわからないが、どうやらマンハッタンの真ん中へいけそうな地下鉄にのって都心へ。降りる駅をまちがえたり、親切なビックママ風の米国人に教えてもらったりしながら駅をおり、階段をあがると・・・大都会でした。












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