243日目（Wien）

　今日は、久しぶりに自転車を洗いました。ちょっとした雪道を通ったせいか大分汚れてましたが、現在ピッカピカ。同宿の人達の情報によると、これから進む方向（ドイツ）はどうやら雪らしい。うーむどうしましょ。とりあえずいけるところまで川沿い＋線路近くを進もうと思っています。フランスにいるF君と連絡がついたので、どうにかして辿り着きたいものだ。しかしノルマンディー地方とは、、、ま、パリも通るし都合がいいってことにしておこう。
　午後、博物館へ行って念願のバベルの塔の絵を見てきました。なぜかこの絵は好きで（チマチマと細かく書いてあるのがもろツボで、ウォーリーを探せとおなじように、なんだか色々と見てしまいます。小さい頃に書いた秘密基地の絵を発展させたような、、、そんなツボ）、PCの壁紙にしてるくらいでして。その他にも色々と見どころがあったり、迷子になったり。
　その後、自転車でオペラ座の方へ行ったら小さな行列ができていて、列の後ろの人に聞いたら、今日のオペラの立ち見が２ユーロとのこと。こりゃ見とこう、と慌てて自転車を停めて行列に加わりました。オペラ座はTVで見たことありましたが実際にみた感じはおもったよりこじんまりとしていました。貧民席はギュウギュウで暑苦しかったですが、貴賓席（？）の優雅なこと、優雅なこと。みなさん着飾ってます。ちょっとした敷居なんですが、あの敷居は昔っからでっかい壁だったんだろうな〜と徒然。オペラはぶっちゃけ何を歌ってるのかわからなかったのですが、歌い手の表情ややりとり音楽の感じから、あの歌手とあの歌手はライバル関係、あ、仲良くなった、、みたいに適当に想像しながら聞いてました。けっこう面白い。あとオペラが終わったあとの拍手喝采の瞬間はいいですね。鹿島スタジアムで鹿島が勝った後の拍手喝采の、あの幸福の瞬間と同じ空気でした。あれは良いものだ、と徒然。