徒然日記 2007 fin.

2007年に日本からシルクロードを通ってアジア・ヨーロッパまで自転車で行ってきました。その時のB-logです。行動の記録と写真をlogって家族・知人に現在地を連絡するのに使っていました。現在は無事に帰国しています。右中段のArchivesから記録がたどれます。

金曜日, 8月 31, 2007

158日目(Asgabat - Emam Qbli)

Dep700
→845 Post 1
→1245 Gate 1305
→1310 Baggiran 1330
→1830 Emam Qoli 1850
→1900 Under the bridge

 この日は トルクメニスタンを出国してイラン入りしました。
朝、鳩研究所(←宿の通称なのだが、名前をわすれてしまった、、、。)の陽気な主人に見送られて出発。緩やかに傾斜しているアシュガバットを南方向へ、えっちらおっちら自転車で登りはじめました。途中、かなり不思議な光景が続きます。現代のティムールか?はたまた、独裁者だったのか?よくわからないヌヤーゾフ元大統領(バシュさま、故人)が、心血そそいで、天然ガスの儲けもそそいで、つくりあげた不思議なよくわからないモニュメントがならんでいます。なんとも不思議な国トルクメニスタンです。
 二時間ほど自転車をこいでポストに到着。ガイドブックによるとここから専用のマトルシュルートカに乗って国境まで進むはずなんですが、、、、検問所のお兄さん「OK,進んでいいよ」とのこと。私「はい?!」。私は車で山越えと思っていたのですが、自転車で山越えすることに、、、、。ここはかなりきつかったです。途中、ほどんど歩いてました。まさか自転車で山越えをするとは思ってなかったので、水も食料もほとんどなし。悲惨でした。
 やっとこついた国境(標高k1900mくらい)では、「よくきたね~」と好印象を持ってくれる検査官から「こいつアホか?」という兵士まで、いろいろといましたが、すんなり通過。とくにイランのボーダーはとても対応がいいと聞いていましたが、そのとおりとても親切でした。
 国境付近(バージェギラーン)で水、食料を補充。ただ、予定より大分遅れています。このままだと本日の目標地点グーチャンまで届きません。バージェギラーンに留まることも考えたんですが、滞在日数が7日しかないのでとりあえずいけるとこまで進むことに。いざとなったら、ヒッチハイクなりバスにのるなりすればグーチャンまでいけるだろうし、冒険部応援隊としては、野宿でもしてみっか、という気持ちになってました。幸い?野宿セットは一式あります。
 バージェギラーン→クッチャンまでの道のりも峠越えの連続でした。地図でみるとイランはとても山がちな地形です。で、アラビア半島が北上してきて出来たのだろうか(?)よくわからないが、ヒマラヤ山脈と同様に東西方向に山脈が走ってます。東←→西 方向の移動は谷沿いを進めるのですが、南←→北方向に進もうをすると思いっきり峠越えになります。
 で、やっぱりグーチャンまで届かず野宿を決定、途中の小さな集落で食べ物と飲み物を補充して、橋の下(トンネル状)で野宿りました。ちょっと冒険部っぽい感じです。夜、外にでたら満月でした。この月がかけたらラマダーンのハズです。それまでにはイスラム圏を脱出したいものだと、徒然。















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